近年、男性不妊症の割合が増えてきています。広範囲な疫学的調査は行われていないので明確な数値は出ていませんが、男性側に問題があるのは40~50%以上といわれています。
WHO(世界保健機構)の基準値
1. 精液の量が2ml以上
2. 精子の濃度が1ml当たり2000万個以上
3. 直進運動する精子の率(運動率)が50%以上
4. 正常な形の精子の率が30%以上
5. 精子の生存率が75%以上
どれかが1つでも下回ると不妊の恐れがあるとされます。
日本人の健康な男性のうち、この基準を満たすのは、34人中1人しかいないという研究結果もあるようですが、全ての基準を満たしていないと絶対に赤ちゃんができないというわけではないので安心して下さい。
きちんと原因を見つけ、適切な対処(治療)をすれば、妊娠の可能性は大いにあるのです。
男性不妊の原因
造精機能障害(精子を作る機能に問題がある)
• 無精子症・・・精液の中に、精子がまったく無い
• 乏精子症・・・精液の中の精子の数が少ない
• 精子無力症・・・精子の運動率が悪い
• 精子奇形症・・・精子の奇形が多い
精路通過障害(精子を運ぶ機能に問題がある)
• 閉塞性無精子症・・・精管の一部が欠けたり、狭いため精子が通過できない
• 精巣上体炎・・・結核や性行為感染症などによって精巣上体炎(副こう丸炎)を起こし、精管がふさがった状態
• 逆行性射精・・・精液がペニスの方に流れず、膀胱へ射精されてしまう
性行為障害(性行為がうまくいかない)
勃起障害、射精障害、腟内射精不能 など
副性器機能障害
メインの性器は精巣で、その他の部分は副性器と呼ばれています。
主な副性器として、副こう丸、精管、精のう、前立腺、尿道腺、陰茎などがあります。
以上の部分に障害がおき、うまく射精できないことを副性器機能障害と言い、不妊症と診断されます
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